社会人
通勤して、仕事をし、給与をもらうひとが社会人だとみなす風潮。
これが未だに色濃く残り、主婦を見下すひとがいる。
これも一つのマウントなのかもしれない。
最近読んだエッセイの中で思わず
「うんうん」と頷いた部分があった。
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人といっぱい会う人だけが成長するのではない、出かける人だけが社会を回しているのではない。
~中略~
買い物時の判断が環境破壊にストップをかける。
SNS での発信でどの企業が育っていくかが決まる。
備蓄が非常時の混乱を穏やかにする。
洗濯が社会を清潔にする。
水回りの掃除が病気の蔓延を食い止める。
家事をやっている人も日々成長して社会を動かしているぞ。
山崎ナオコーラ
「むしろ、考える家事」
KADOKAWA刊
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- むしろ、考える家事
- KADOKAWA
- 本
お金を稼いでいなくとも、主婦だって、社会の歯車の一つなんだと書かれている。
また、山崎さんは
「社会参加をするために、家事の時間を減らそう」
といった考えに、うなずけないそう。
家事時間を人生の時間と見なされてないようで、自分の感覚としっくりこないとの事。
これだから、主婦が肩身狭くなっちゃったのだな…
と思ったのでした。
この本が、わたしの気持ちを代弁してくれた。
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